材
材料 (material)
このコーナーでは、ルアーを作るための材料について詳しく説明している。
もちろんここに載ってる以外の物でもルアーは作れる。
安く材料を揃えるコツは、なるべく釣具店以外の店でさがしてみること。
特に木材は、ホームセンターや工芸用品販売店で買うのが一番安い。
だが、
あまり時間がとれない、近くに店がない、などの人には下記のインターネット通販を使うと便利なのでお勧めだ。
このページ一番下にも楽天ショップで購入できるパーツをピックアップした
【ルアークラフト楽天セレクション】
を掲載したので参考にどうぞ。(2010年3月現在の商品)
材料の種類と説明
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1.木材、2.目、3.オモリ、
4.塗料、5.塗料うすめ液、 6.フック、
7. ヒートン、8.カップワッシャー、9.サーフェイスリグ、
10.Lリグ、11.ツーピースリグ、12.セルロースセメント、
13.セルロースセメント色止め用、14.リターダーシンナー、15.ウレタン製コーティング剤
木材
カツラ、スギ、ラミン、ヒノキ、ジェルトン、ホオ、バルサ、モミなどが挙げられ、軽くて加工しやすいものがルアー用として適している。
材質の使い分けは、ルアーに求める動きによる。
軽いバルサでつくったルアーはきびきびした動きをし、スギ、ラミン、ヒノキでつくったルアーはゆったりとした動きをする。
旋盤機で使うには木目がめだたないカツラ、ジェルトンが適している。
* バルサに関しては強度の問題があるため、ペンシルベイトの作り方で紹介した方法ではヒートンが抜けてしまう。
そこで、バルサで作るときにはヒートンをねじ込む部分に別 の木材をあらかじめ埋め込んで補強する方法をとる。
この方法はあのザウルスでも使っていた。
またはヒートンを使わずに針金をネジって代わりのものを作り、二つのバルサ材ではさむという方法もある。
これはミノーなどを作るときに使う方法。
ミノーの作り方を参考にしてほしい。
木材の選び方だが、店で木材を手にとって木目のきれいなもの、均一なものを選ぼう。
節があったり、一カ所だけ色が違うというものは避けること。
できれば丸棒のタイプ、なければ角材のタイプを買おう。
釣具屋によってはルアーの形に加工された木も売っている。
(少し割高だが、初心者にはいいだろう)
目(アイ)
アイともいうが、糸を結ぶ金属部分の名称もアイなので混同しないように。
いろいろな種類がある。
グラスアイのピンタイプやシールタイプ、シール部分がないタイプ、クラシックなものリアルなもの、そして光を反射する平面シールタイプなど。
ペンシルベイトにはグラスアイがよく似合う。
資料としては古いが下に例を挙げておくので参考に。
またアイになりそうなものとして、ビーズやネジ、マチ針、マップピンも使える。
自作する方法もある。
| タイプ | メーカー | 税別価格 | コメント |
| 3D クリスタルアイ(グラスアイのリアルタイプ) | バスデイ | 190円~ | 3mm, 4mm, 5mm, 6mmのサイズがある。 アクセル社のコーティング剤CELLULOSECEMENT‐UVでは白濁しないことがわかっている |
| 3D EYE (グラスアイのリアルタイプ) |
Ken craft | 240円 | 黒目の部分がブラックバスの目にそっくりだがペンシルベイトにはミスマッチ.大きさが3種類あり10個入り |
| レーザーアイ(グラスアイのシールタイプで光反射する) | ヤマシタ | 350円 | どんなルアーにもよく合う万能タイプ。 大きさは全部で5種類。 アイをルアーにつけた上からコーティングすると、光を反射しなくなる確率60%。10個入り。 |
| クリスタルドームアイ (グラスアイのシールタイプで光反射する) |
スミス | 270円 | これもヤマシタのレーザーアイと同じタイプだが、コーティングすると確率80%で割れてしまう. しかし、ヤマシタと比べて目の膨らみが小さくデザイン完成度は高いだ.大きさは4種類で10個入り |
| 名前不明 (光反射式平面シールタイプ) |
スミス | 290円 | カワイイ目をしておりアニメ的.ペンシルベイトには向きませんが私はミノーに使ってます.24個入り。 他、資料がないためわからない |
| WOODBROSクラシックアイ (グラスアイ白目入りシールなし) |
P&Nアクアクリーク事業部 | 600円 | これを使えば、どんなできの悪いルアーも高級感が出ます. クラシック風ルアーを作るには最適.6個入りでこの値段はちょっと高いし入手困難かも. 見つけたら即買いましょう.色違いで他に2種類ある |
| メ クリア (グラスアイタイプでピン式) |
東急ハンズ | 100円 | 人形用に売っていました.可愛いくペンシルベイトにも合うのだが、コーティングすると表面がとけて曇ってしまう.2個入り.大きさ3種類 |
オモリ
釣りでつかうオモリを使用する。
YO-ZURI社のガン玉や、ナツメ型オモリがおすすめ。
お金に余裕のある人は東急ハンズの鉛玉 を買ってもいい。
スプリットリグ用のオモリはあまりお勧めできない。
糸に挟んで使うタイプのオモリ(ガン玉 )はペンチで丸くつぶして使用する。
塗料
合成樹脂塗料が適している。
ホビーショップで売っているプラモデル用カラー(Mr.カラーやTAMIYA)がお勧めでプロも使っている。
ニッペホームペイントハケ塗り用ラッカー (工作・ホビー用)はホームセンターで手に入りやすく、セルロースにドブ浸けしても色流れしにくいものがあるのでお勧めだ。
他にも鉄部用塗料や車の外装補修用塗料も使える。
水性は駄目なものが多いが中には使えるものがある。
缶スプレータイプを使用する場合は、なるべくプラモデル用を使うとよい。
他はどうしても噴出量が多く、厚塗りになってしまう。
塗料の選び方だが、入れ物に成分が書いてあるのでこれを見る。
大体次のように書いてある。
成分:合成樹脂、有機溶剤、顔料
合成樹脂とは主成分、有機溶剤とは合成樹脂を溶かすのに使っているものでだいたいはシンナー、顔料は色の成分といったところ。
具体例をあげれば、Mr.カラーの合成樹脂はアクリル。
セルロースセメントの合成樹脂はニトロセルロース。
ニッペホームペイントハケ塗り用ラッカー (工作・ホビー用)は
”成分:ニトロセルロース、合成樹脂(アルキド樹脂)、顔料、有機溶剤、第1石油類”
と書いてある。
選ぶポイントは、コーティング剤を使う場合、そのコーティング剤の成分がほぼ同じものを選ぶということだ。
できれば塗料と薄め液のメーカーを同じにした方がいい。
特にセルロースを使う場合は主成分がニトロセルロースの塗料を選べば色流れが少なくなる。
塗料うすめ液(洗浄液)
ラッカーうすめ液かラッカーシンナーを使用する。
そしてできれば第1石油類のものを購入すること。
一般に販売しているラッカーうすめ液は第2石油類のものなので注意する。普通は容器に書いてある。
私が使っていたものは、ロイド(株)社が発売している”ラッカーうすめ液”(400ml300円)か、(株)カンペパビオ社が出している”カンペラッカーうすめ液”(400ml)で、大手のホームセンターで購入している。
ラッカーうすめ液とはホームセンターなどの塗料コーナーに売っているうすめ液のことで、容器に”成分: 第1石油類 、有機溶剤”など書いてあることが目印となる。
またこれとは別 にラッカーシンナーというものがある。
こちらがハンドメイド関連の本に載っているもので、できればこちらを使った方がいいのだがなかなか普通 のホームセンターでは手に入らない。
なぜならトルエンが入っており青少年非行防止のためホームセンターなどでは売らない場合が多いのだ。
地元の塗料店に行き小売りしてもらうのが確実だが、場合によっては身分証明書をお店の人に見せ、使用目的を説明する必要がある。
その際は保険証のコピーや免許証、そして自作ルアーを持っていた行く方がいい。
もしラッカーシンナーが売っているのを見かけたらぜひ購入しておこう。
なるべくトルエンの濃度が高いもの(50-60%以上)を選ぶ。
また値段は少し高くなるが玩具店で売っているプラカラー用薄め液、現在釣具屋で売っているセルロース薄め液やウレタンうすめ液などにも使えるものがある。
フック
ハリが3つあるトリプルフックタイプとハリが2つあるダブルフックタイプのものがある。
フックの大きさはルアーの大きさに併せて購入する。
市販のルアーを参考にしてルアーとフックの大きさのバランスをみるといい。
原則として前のフックと後ろのフックがからむほど大きなものは使わないことだ。
市販のハンドメイドルアーでよく使われているダブルフックにMUSTAD社のサイズが2/0か2のものがある。
これはシャンク(フックの軸の部分)が他社のものに比べて長く、特にスイッシャーには便利だ。ただし手に入りにくい のと 少し高価というのが難点。
ヒートン
以前は長いものと短いものの2種類だったが、今ではゴールド、シルバー、アイの形が丸いもの、楕円のものなどもある。
ペンシルベイトには短いもので間に合う。
長いものはスイッシャーに使用する。
ヒートンのアイの部分を閉じるときは、傷つけないようペンチにテープや布を巻いたものを使う。
カップワッシャー
なくても構わないが、あるとよりクラシックな雰囲気に仕上がる。
大きさと形状の違いで4種類ほど市販されている。
サーフェイスリグ&ネジ
これはヘドン社のオールドルアーなどで使用していたタイプで、ルアーの腹部と後部のヒートンの代わりに使用することができる。
市販もされていて、ネジ2個でルアーに取り付ける。
Lリグ&ネジ
これもオールドルアーの腹部に使用されていたものだ。
現在売られているクラシックハンドメイドルアーにも使われている。
販売している店が少ないので見つけたらすぐ手に入れよう。
ツーピースリグ&ネジ
これまたオールドルアーの腹部に使用されていたものだ。
現在売られているクラシックハンドメイドルアーにも使われている。
売っている店が少なく、リグの中で一番高価。
セルロースセメント
コーティングに使用する特殊ラッカーで主成分はニトロセルロース。
ルアーにドブ付け後、乾燥すると、液中の有機溶媒が揮発して硬化する。
またコーティングの際に塗装が色落ち(色流れ)しやすいという問題がある。
現在私が知っているだけでも4社から出ている。(この情報は古いかもしれない)
(有)アングル社から出ているセルロースセメント(ハンクル製作用)、そしてトラウター社から出ているセルロースセメント(上州屋で入手可能)、あとどこの会社か忘れたがセルロースクリアーというもの、フェザー社のものなどだ。
品質にあまり大差はないのだが、アングルのものは硬化する時間がなぜか早い。
おそらく成分の有機溶剤が揮発性が高いのだろう。
他にスプレータイプのものも売っている。
使用するときは私は空き瓶に小分けして使っている。
こうすれば経済的だし万一ルアーの色落ちによりセルロースに色がついても被害が少なくて済む。
空き瓶はルアーの長さより深く、蓋が金属製でしっかりしまるものを選ぶ。
薬の錠剤用や漬け物用の透明の瓶がちょうどいいと思う。
専用のセルロースうすめ液やラッカーうすめ液、リターダーシンナー等で薄めて使用するが詳しくは塗装のコーナーのところで説明しているので参考に。
セルロースセメント色止め用
これは第2石油類のため、ルアーの塗装が色落ちせずにコーティングできるらしいのだが、私は使っていない。
トラウターのものを試したが、コーティングして十分乾燥しても柔らかいままだったためおすすめできない。
アングルのものは試していないのでわからない。
なくても大丈夫。
リターダーシンナー
セルロースセメントに溶かして使用する。
これを入れることで曇り止めになるし透明度が増する。
コンクリターダーという市販品もこれに該当する。
ただし入れ過ぎるとセルロースの強度が落ちるので、塗装のときのみ使うほうがいい。
ウレタン製コーティング剤
BigField社のウレタンディップコートと、Winners社のウレタンフロアーM、フェザー社のウレタンフロアーなど多数あり、略してウレフロということがある。
セルロースセメントと同じく、コーティングに使用するのだが、大きな違いとして塗装の色落ちがしにくいということと、コーティング後の乾燥時に、空気中の水分を吸収して硬化するという特徴がある。
メリットとして、作業効率が良い(厚塗りが短時間で可能)、色止めがしやすい、発色が美しい、塗りなおしが簡単など、セルロースにはないメリットがある。
逆にデメリットだが、下地を侵食しないので岩とかにぶつけると、下の層から離箔してしまう、空気中の水分に反応して硬化するため、開封後の保存期間が短い、古い(硬化が進んだ物)と膜が厚くなりやすく、うすめ液で薄めてもそれが返って気泡の原因になるなど。
使い方はセルロースと少し違うため、注意すること。また、高価だが2液性のウレタンはこれらの欠点のいくつか克服できる。
詳しくは塗装のコーナーで説明しているので参考に。
やはり空き瓶に小分けして使用したほうがいいと思うが内蓋のあるものを使うとよい。
また、最近みつけた気になる商品に水性ウレタンがあるので紹介しよう。
博多にある来画というお店が通販で扱っている
防水、水性ウレタン上塗り専用塗料【ライガトップコートクリア】
どなたか使ったことのある人は、ぜひ掲示板で感想を書いてほしい。

