ルアーを作る際の注意 (caution)
ルアーを製作することは、刃物や有機溶剤などを使うことを意味する。
これらは使い方を間違えると危険であり環境汚染にもつながるため、取扱いに注意が必要となる。
(釣り人とルアービルダーは自然の汚染に人一倍敏感であるべきだろう。)
このコーナーではルアーを作る際に注意する点と、このルアークラフトの利用方法についての注意事項について書いている。
ルアー作る前に、必ずこのコーナーに一度目を通し、どうすると危険なのか、どういったことに気を付けるのかをぜひ知ってほしい。
刃物・道具の使い方
削る際、決して自分や他人の体に刃を向けて使わない。
削る際、下に新聞紙やゴミ箱を置く。(後片付けがラク)
刃が動くその先に、手・指などを置かない。
刃先を十分研いだものを使用し、明るい場所で使う。
(研がないと削りにくく、そのため腕に力が入り手がすべる危険性がある。
手元がよく見えない暗い場所での作業は怪我や失敗の原因となる。)
刃先を出したまま持ち歩かない。必ず刃先をしまう。
刃先を出したまま置かない。必ず刃をしまう。
刃物を床に置いたままにしない(リューター・キリ・ポンチも刃物)。
道具は使い終わったら(または1日の終わりには)必ず片付ける。
有機溶剤(塗料・コーティング剤・シンナー類)の扱い方
塗装・コーティングなどの有機溶剤を使うときは十分に換気をしておく。
そしてなるべく防毒マスクを使う。
(窓または換気扇がある部屋で通気をよくして行うか、外で行う。)
*塗装を甘く見てマスクをつけず、体を壊して長期入院しているルアービルダーが何人もいる。
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もし途中で頭がボーッとしたり気分が悪くなったら、ただちに作業を止めて窓と扉を開け換気をする。
そして外の空気で十分深呼吸したらうがいをしよう。
(部屋の空気が汚れていて、有機溶剤による軽い中毒症状を起こしている可能性があるため)
空気が汚れていると感じたら、部屋の窓を開けてホウキで床の空気を外に掃いたり、扇風機を床に向けて外に空気が出るようにして30分程待つとよい。
寝室や子供・ペットのいる部屋では使わない。
(有機溶剤はいくら容器に密閉してもかならず気体になって漏れ出す。そして空気より重いので床に溜まる。
朝起きたときに喉に異変を感じたら有機溶剤の置き場所を変えたほうがいいかもしれない。)
有機溶剤を小分けするときは、二重の蓋のガラス瓶かシンナー用金属缶、ホームセンターや玩具店で販売している有機溶剤専用の容器を使う。
光の届かない・湿気の少ない場所(箱に乾燥剤と一緒に置くとよい)・温度の低い場所で保管する。
有機溶剤が目や口に入ったらすぐに多量の水で洗い流す。
塗装が終わったら使用した筆・ハンドピース・容器・スポイトはきれいに洗う。
有機溶剤の一番いい捨て方は、容器に入れて自分の住んでいる地域のゴミの捨て方に従って捨てること(市役所・町役場で教えてくれる)。
また、当り前のことだが絶対にトイレや流しなど下水に捨ててはいけない(地球環境・自然のことを考えて)。
これが無理な場合は新聞紙やボロ布にしみ込ませて家の外に数時間以上置いておき、その後二重にしたビニール袋に入れて燃えるゴミとして捨てる。
ウレタンの場合は水を入れて1日放置しておくと固まるので、その後スプーンなどで掻き出して、燃えるゴミとして捨てる。
失敗しないために
作るルアーが小さい場合、木材が長い(手で握れる長さ)状態のままで、ルアーの形にある程度削ってから木材から切り離すと、やりやすい。
硬い木材のボディにヒートンをつける場合、最初にヒートンの太さより0.2mmほど細い幅の穴を開ける。(そうしないとヒートンがつける途中で折れる可能性あり)
ボディの形ができたら、その後のヤスリがけは念入りにおこなう。(初心者と経験者ではここでも差が出る)
コーティング剤にドブ漬けするための容器は、ルアーが十分入る大きさか、ルアーを入れた時に液が溢れ出さないかを確認する。
プラサフを使用する場合、その前後でニッペ塗料にドブ浸け乾燥はしない。
(塗料が柔らかい状態になるか、プラサフが溶けて表面が凸凹になるため)
ルアー作りは明るいところで行う。
(細部までよく見える環境で行う)
塗装の時、ルアー表面のホコリをよく取る。そして指などからついた油脂もよく取る。
油脂はアルコール(消毒液のエタノール)を含んだウェットティッシュなどで拭き取れる。
エアーブラシでの塗装時、ルアーに近付けすぎない。(エアーの流量を少なくし、5cm以上離す)
有機溶剤は普通の金属缶に保存しない。(缶の内側が錆びてくる)
LCの利用上の注意
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